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我流!打ち込み術

■はじめに
この内容は、As'257Gが打ち込みをするときに心がけていることをメモったものです。
■まずは手を抜け!
誤解しないで欲しい。いい加減にしろというわけではない。
何でもかんでもテクを盛り込んで細かく細かくエディットしても、時間ばっかり食ってしまうのだ。
…そして、何より効果が薄い。

手を抜くためには「きちんと演奏のツボを理解しないと」上手く手を抜けない。
そのためには演奏をディフォルメして表現することが必要になってくる。
似顔絵やモノマネみたいなもの。 特徴をより強調して表現する。
その代わり、目立たないところはいっそのことカットして、そのリソースを目立つところに回す。

…特徴を見分ける方法?
…それは研究しかないね…。
■自分に合ったエディタを使おう
私は打ち込みをするときはInternet社のSingerSongWriterを使っています。
この中の「ステップエディタ」と呼ばれる数値入力エディタに慣れているから。
ただ…今となっては珍しいスタイルだと思うのであまり参考にならないと思います(笑)

DAWもそうですが、最初に使ったソフトが自分にとってベストとは限らないのです。
…ちなみに最初に触ったのはミュージ郎についていたBalladeの機能制限版でしたw
■わざと下手な部分を作る
打ち込みは正確に演奏できる分、特徴のない演奏になりがちです。
そのため、人間だと速くて弾きにくいところや、うっかりミスをするような箇所を再現してやると「らしい演奏」になったりします。

ギターなんかだと、ノイズをわざと入れるなんてのもあり。
下手っぴがギターを弾くと、コードチェンジのときにつっかえたり時間掛かったりなんてのもある。その辺も盛り込んだり。
■ぱっと、聞こえない部分はばっさりカット
ソロスイッチ入れたら聞こえるけど、オケに混ぜちゃったら聞こえないなーなんてことありませんか。
そうなるところは「実際は必要ない」ことが大半です。次からはやめましょう。

物足りないなと思ったら足すくらいで十分なんです。

同じように、パラメータをリアルタイムいじったり、ボリュームカーブ描くのも、効果が少ないなら割り切って固定にして他詰めたほうが良い結果になります。
■リアルじゃ弾けないような打ち込みにしちゃった
その結果格好良くなりましたか?素敵に鳴りましたか?
なったのならそれは良い演奏です。そのテイク使っちゃいましょう!

せっかく打ち込みなのだから、説得力のあるウソならどんどんウソ付いちゃいましょう。
大体、誰が楽器1台なんて決めたんです? ドラムもツインドラムかも知れませんし、ピアノだって連弾かもしれません。新開発のトランペットが超高音鳴らしてるのかもしれません。

音楽が良くなれば何でもあり。 ジャッジできるのは作ってる奴だけです。
■要するに情報量の制御
大事なのは情報の密度。音色自体が持っている情報が多ければ手を抜きやすいし、逆に少なければ手をかけないと完成しない。
曲も同じでその部分の密度と相談しながら打ち込みの密度を制御すると、全体にムラが出にくくなると思う。

 
 
Discography

窓辺で夢見る紅茶時間Pumpkin Candy弓月のアルナスル
閃撃グレイムーン
想ひ秘め咲く 緋之櫻
迷宮スプレマシスト

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